Fattoria Mancini, Pesaroファットリア・マンチーニは、1861年に設立された家族経営のワイナリーである。現在、ルイジ・マンチーニが、妻のシェールとともに、ワイナリーの技術的・商業的マーケティングのオペレーションを行っている。シェールはニュージーランドから来たエノロゴである。約30ヘクタールのブドウ畑は、マルケ州の北端、ペサロの市街地から数kmの距離に位置するモンテ・サン・バルトロ自然公園内にあり、アドリア海を見下ろすフォカーラの断崖絶壁の上、北緯43°6”に位置する。この北に伸びた海岸線の冷涼な微気象と、石灰質・砂質の土壌のために、深みのある、フレッシュでエレガントな味わいを持つ、骨格のしっかりした、長期熟成に耐えるワインを産する。

1810年頃、ナポレオン施政府が、この地域の海岸線のクリフをピノ・ノワールの栽培に最適な場所と認識し、数ヶ所の地区に植樹した。1861年にマンチーニ家がその地区の一つを買い取り、それ以来フランス帝政下にもたらされた、この最初のピノ・ノワールを守り繁殖させてきた。1998年にマンチーニ社は、200年に渡り地元の環境に適応してきた最良のクローンを繁殖させるリサーチ・プロジェクトをスタートさせ、現在ではこの土地の土着品種であり、他に例を見ないとされるピノ・ノワールのファミリー・クローンの、高品質のセレクションを手に入れることに成功している。マンチーニ社では他にも、特徴あるサンジョヴェーゼや、土着品種であるアルバネッラやアンチェロッタなどが栽培されている。

自然公園の中に位置するマンチーニ社は、自然を重んじ、保護地区のルールを守りながらワイン造りを行っている。近年マンチーニ社はサステイナブル*なブドウ栽培に非常に力を注いでいる; 化学除草剤の使用を避けるために、新しいブドウ畑は全て(除草剤を使わず)機械で雑草を刈り、肥料も地元から出た有機肥料のみを使っている。マンチーニ社は自社ブドウのみを使ってワイン造りを行っている。

* サステイナブル:「持続可能な」という意味。将来の環境や次世代の利益を損なわない範囲内で社会発展を進めようとする理念。 ここでは、環境を破壊することなく自然との共生を実践する農法のこと。
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